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【感想】スワロウテイル人口少女販売処読了
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 すげー面白かった。けど、普段はSFはあんまり読まないので普段よりも読むのに苦労した。私の乏しいSF読書経験といえば、小学校の頃に星新一のショートショート「きまぐれロボット」を読んだだとか、あるいは萩尾望都がコミカライズ(当時はそんな言葉浸透してなかったけど)した百億の昼と千億の夜を読んだくらいで、あとはマルドゥック・スクランブルとかそれくらいで、イマイチSFというジャンルになじめていなかったのだけど、これはもういい。

 揚羽が可愛いだとかそういう話は色んな人がしてると思うので、ここは私が面白いと思った第三部の話を。
 特に三部の2章(?)の、鏡子と深山の対話が死ぬほど痺れましたね。私は学校の講義でこれはアタリだな、と思ったのが教養科目の進化生物学だけという全然専門とは関係ないジャンルだったのですが、それに拠る知識を前提に読むと多少飛躍はあってもその論理性は完璧すぎて電車内でほわーとか言っちゃうレベル。種のアポトーシスと人口妖精の関わり。原生細菌生物が人間と同等の知識を持った結果としての人口妖精。宇宙規模での種のアポトーシスの進行と人工知能による破滅の予測。進化生物学かじった人間でここの章でやられない人がいるでしょうかいやいない。

 インターネッツ上の感想では詰め込み過ぎだとか主題がぼやけてるとかいわれてますが、別段そんな感じはしませんでした。私がSFに慣れてないからそう思うだけなのかもしれませんが、人間と人口妖精の関わりと未来ということを考えてしまえば、その他の物はあくまでそれに付随するガジェットの一部分として見れるのではないでしょうか。アニメで言うなら直前に見ていたDTBに雰囲気がよく似ているような気がしました。あれも人間と契約者、あとドールとの交流と変化というテーマが重要で、それ以外の部分はあくまでおまけみたいなものですし。ただおかげで揚羽のイメージがアンバーになってたりしましたけど。キャラクター的な存在意義でいえば揚羽は黒に近いのですけど。でもって行動原理はアンバー寄りかもしれない。

 で。
 この世界って結局どうなるんだろう、と考えた時、それはやっぱり人口妖精がどこまで人間に依存するのかに拠るのかなと思いました。作中で人間の人口妖精に対する依存がかなりの物になっているというのは明言されていましたし、つまり人間の生殺与奪の権は人口妖精が握るということになり、人口妖精の数や勢力によって人間の種としての安定性が確保されるということになります。と、いうことは逆に、人口妖精が人間にどれくらい依存しているかが人口妖精の数や勢力の安定性に繋がるということでもあります。このまま行けば人口妖精の自覚なしの侵略により人類は滅びていくわけなんですが、ではそのバランスはどのようにすればとられるのか? を考えたとき、それはやはり人口妖精が人間に何をどの程度依存することによって存在できるのか、ということに尽きるのだと思います。

 さて。あんまり書いた気はしないのですがこんな感じです。SFが好きになれる一冊ですね。
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テーマ:感想 - ジャンル:本・雑誌

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