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厳格的殺人鬼社会「殺人鬼兄妹」①
執筆時期:2006年頃(だと思う)
大した問題じゃないけど人が死んでます。
[READ MORE]からどうぞ。


「お兄ちゃん!」
 妹である眞子の叫び声に、榊眞也ははっと顔を上げた。眼前にはすでに、藤波中学随一の不良と言われる青木條が迫っていた。振り上げられた手が、眞也の腹部を狙っている。
「――ッは!」
 屈みながら拳をかわし、右に持った大振りのナイフを振り上げる。條の右腕の肘から先が切断された。
「いってえええええ!!」
「うるさいっ!」
 叫び声をあげる條へ、眞子が一喝。バタフライナイフを二本逆手に構えて、五十センチ近い身長差がある條へと走りこむ。そして――二閃。閃が走ったのは、首と腹。首へのナイフは外頚動脈、内頚動動脈、総頚動脈をすべてまとめて切断し、腹へのナイフは肝臓を真横に裂いていた。
 がは、と口から血液を吐き戻し、條の体が傾斜していく。口、喉、腹から大量の血液を吐き出しながら、青木條は絶命した。

「終わったね、お兄ちゃん」
「ああ。あんな奴は、死ななければいけないんだ」
 互いに持つナイフな血まみれで、見るもおぞましい。眞也はナイフについた血を舐めとっていく。眞子も同じように自分のナイフについた血を舐めとる。そして、口の中にたまった血を、互いに口づけして交換していく。舌と舌と血が絡み、粘っこい感触が二人の口腔内に広がっていく。唇を離すと、唾液が赤い珠とともに糸になって流れていった。
「あは……ふ……」
 眞子が艶かしい声を上げながら、唇の端についた血を舐める。眞也も眞子と同じように、恍惚感に浸っている。
「お兄ちゃん……好き……」
「眞子……」
 二歳離れた兄妹は抱き合い、再び唇を合わせた。
「そこでなにしてる!?」
 二人の間に、声が割って入った。声の主は、紺の制服に身を包んだ男――警官だった。その姿を見た眞也は、ひどく不愉快な顔をしながら、新たに腰から引き抜いたナイフを警官へ投げつけた。
「うげうぅっ」
 ナイフは一直線に警官の喉へと突き立った。口からうめき声とともに鮮血が噴出され、そのまま警官は死んだ。
「さ……行こう、眞子。バレたらマズイ」
「うん、お兄ちゃん……」
 二人の殺人鬼は、夜の闇に消えていく。
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テーマ:文学・小説 - ジャンル:小説・文学

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